箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年6月22日
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小田原市桑原の田んぼで、太陽光発電と農業を同時に行う「ソーラーシェアリング」が始まった。太陽光発電パネルの下で稲作を行うのは神奈川県で初の試みで、6月9日に田植えが行われた。発電規模は58・24kWで、米の発育に影響がないように設計されている。約1200平方メートルの水田には子どもから大人まで約50人が集まり、キヌヒカリの苗を植えた。ソーラーシェアリングを設置したのは耕作放棄地解消などに取り組む合同会社小田原かなごてファーム。約600kgの収穫を見込んでおり、井上酒造(大井町)で日本酒を造る予定。