箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年7月20日
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来年春に閉鎖
来年3月末で閉鎖する小田原少年院で6日、最後の体育祭が開催された。大縄飛びやムカデ競走、ソーラン節を披露。応援に駆け付けた保護者や保護司などから拍手が沸いた。院生代表の少年は「必死にやってきたことは無駄にはならない。これが未来への一歩と信じて頑張っていきたい」と抱負を語った。
1952年に開設した同院の建物は、明治時代に旧小田原藩の獄舎として建てられた。移転し改築したが、国内の少年院としては最古。これまでに約6千人が卒院した。法務省は収容人数の減少や施設の老朽化などを理由に、来年3月末での閉鎖を決めている。