箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2018年7月20日号 エリアトップへ

安藤さん、見ててね 箱根ソーラン座が公開レッスン大会

文化

掲載号:2018年7月20日号

  • LINE
  • hatena
教え子の園児が集まった
教え子の園児が集まった

 箱根の観光行事の数々を盛り上げる箱根ソーラン座が、12日にレイクアリーナでレッスン大会を開いた。練習の成果を関係者に披露し、安藤前座長への思いを胸に天を仰いだ。

 ソーラン座はこれまでメンバーが町内の幼保・幼児学園に通って踊りを教えてきた。しかし長年座長を務めた安藤貴代子さん(77)が今年2月22日に急逝。その日も練習で汗を流し、帰宅後の事だった。ソーラン座の発足は14年前。日本舞踊や演劇の経験のあった安藤さんが仲間と踊りで町を活性化させようと思いついたのがきっかけだった。箱根町は各地域が山々で分散しているが、共通の踊りがあればまとまれる。踊り始めた頃は「これが芸能なのか」という声も浴びたが、それをバネに「50年続けよう、その頃には伝統芸能になっている」と目標を立てた。それからは寄木の鳴子を手に地域の祭りに精力的に出演。レパートリーは20曲を超え、地域の垣根を越えてソーラン座の名前がしみ込んだ。火山活動で全山が苦しんだ3年前の夏は「元気な舞で箱根から不安を取り除くのが使命」と各地の祭りを行脚した。

 後継も育っている。安藤さんが教え続けた仙石原幼児学園では、園児が好きなときにCDをかけて踊るようになり、地域の納涼大会でも欠かせない演目に。また4〜12歳の子どもたち約20人が「ジュニア」として座に加わっており、彼ら若手の強化が当面の目標だ。2年後を視野に東京五輪音頭の練習も始めている。石井寿美子新座長は「安藤座長はお空で見てくれているはず。高い志は私たちにしみ込んでいる」と語った。

空を仰いで踊る石井座長
空を仰いで踊る石井座長
初代座長の安藤さん
初代座長の安藤さん

箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

宇宙に輝く「勝俣隆」

宇宙に輝く「勝俣隆」 社会

箱根出身・功績たたえ小惑星に命名

5月1日号

蘇るか彫刻の祭典

真鶴町

蘇るか彫刻の祭典 文化

来年の五輪に合わせ、今秋にも公開制作

5月1日号

創始者が一万円札に

創始者が一万円札に 文化

箱根温泉供給(株)のルーツ「耕牧舎」創立

4月19日号

漫画でわかる土肥実平

漫画でわかる土肥実平 文化

 武者行列で初配布

4月19日号

湯河原の由来も万葉集

湯河原の由来も万葉集 文化

「令和」に驚きと期待

4月5日号

「あかり」大槌町に出張

湯河原明店街マスコット

「あかり」大槌町に出張 文化

復興中の末広町商店会と交流

4月5日号

吉浜交番が連絡所に

吉浜交番が連絡所に 社会

 署員の安全など考慮 4月に変更

3月22日号

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク