箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年9月7日
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湯河原温泉の泉公園で8月25日に遠州手筒花火が繰り広げられ、霧雨のような火花が夜空に舞った。披露したのは静岡の湖西手筒花火保存会の会員たち。太鼓の音とともに「それ出せ出せ出せよ」と声をあげながら、笑顔で火を噴く手筒を抱えてポーズをとっていた。会員の伊藤文博さん(68)に花火の熱さを聞くと、「そりゃ熱いけど、お灸みたいなもの。化繊の服を着ていると火傷するが、素肌だと火の粉がスルッと落ちてくれる」と笑顔を見せていた。手筒花火は厄除けや魔よけの意味もあり、花火終了後は1本千円で販売され、土産にする観客もいた。