箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年10月26日
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玄関は広めに、1階は家族で集えるリビングダイニングに…。こだわりが詰まった注文住宅さながらの住まい。久野の米倉伸洋さん(46)は築25年の中古物件を買い、柱だけ残して大改造した。
「木の風合いを感じる家をつくりたかった」と米倉さん。設計と施工は建築会社を経営する友人に依頼した。リビングの天井と床には無垢のパイン材を使い、梁をそのまま出すことで開放感あふれる空間に。2部屋に分かれていた1階は、広々としたリビングダイニングに生まれ変わった。
キッチンに隣接した木のカウンターは、中学2年生の長男、凜君のお気に入りの場所に。朝食も宿題も、カウンターで過ごすのだとか。妻の加奈穂さんと5歳の幸君も家の中が大好きで、だんらんの声が賑やかに響く。家族の笑顔に包まれ、米倉さんは大満足だ。
古い家を生かしたこうした家づくりは、新築を買うよりも低コストな点でも人気を集めている。