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小田原の建入さん“宗家”に 450年の薙刀術

文化

公開:2019年2月22日

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指導に熱が入る建入さん(左)
指導に熱が入る建入さん(左)

日本最古

 日本最古の薙刀(なぎなた)術とされる「戸田派武甲流薙刀術」の21代目宗家を市内中町在住の建入(たちいり)久代さんが襲名し2月17日(日)に、ホテルオークラ東京で襲名披露式典が行われた。越前福井の戦国大名・朝倉義景の家臣で剣豪として知られた戸田清眼(富田勢源)が流祖。

 流儀は、戦国時代の甲冑武術。薙刀に対して日本刀の型で対峙する流派が多いなか、薙刀と薙刀の合薙刀の型が11本あるのが特徴だ。2m以上ある木製の薙刀を使い、間合いや足捌きなど素早い動きで相手を制する技法を主にしている。

 近代では宗家は門下生へと受け継がれるケースが多い。今回、建入さんの襲名は20代宗家の中村陽一さん(静岡県)が病気で急逝し、7回忌を経て決定した。

 市内の活動はスポーツ会館で毎週日曜の稽古。国内でも継承者が少なく、市内在住の20代から60代の10人ほどが建入さんの指導のもと励み、伝統を守っている。

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