箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月10日
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真鶴町岩の広域農道岩沢川近くで5月29日に大量の不法投棄が見つかった。 近隣の業者によると、石丁場のダンプ出入口にまき散らすように捨てられ、町も「細かい投棄はあったがここまでひどい事例は初めて」と話す。ごみは道の左右に寄せられており、その内容は衣類や本、食器などで、ガラスが割れて周辺の土に混ざりつつある。東京都内の電話帳やごみ袋などが見て取れた。現在は小田原署が事件かどうかも含め、捜査を進めているという。
広域農道は小田原市入生田から真鶴の山間部を通り幕山に至る延長17Kmの構想だが、建設から20年が経った今も開通していない。供用部分は小田原と湯河原の一部(5・4Km)で交通量が少なく、不法投棄が目立つ状態になっている。