箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年1月12日
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御殿場市がJAXA(宇宙航空研究機構)と12月に協定を結んだ。人工衛星の開発には衛星からの電波を反射する装置「コーナーリフレクタ」が必要で、御殿場市側はそのための用地をJAXAに貸し出す。一方で人工衛星「だいち2号」が観測した箱根や富士山の地殻変動データを防災行政に活かしたり、宇宙飛行士による講演やイベントなども開く。「だいち2号」は箱根の火山活動が活発化した際、大涌谷での小規模噴火の前兆をとらえ、注目を集めた。今後御殿場市は、火山活動の予兆が確認された際にJAXAから助言やデータ提供を受けるほか、解析機関を通じた地殻変動レポートも定期的に受ける予定という。