湯河原ベースボールクラブに所属する三浦秀斗君(小田原・白鷗中3年)が、少年軟式野球国際交流協会の日本代表に選ばれた。8月に米・セントルイスで開かれた国際大会でチームは優勝した。
三浦君は横浜市の軟式チームに加わり、5月の東日本中学生大会でキャッチャーとして出場。チームを牽引した事などが評価され、協会から日本代表に選ばれていた。
国際大会では15歳以下の日本代表2チームのうちのひとつ「ジャパンサムライ」の捕手として出場、連日欧米や韓国のチームと試合を重ねた。三浦君は体が大きな外国人選手が苦手とするインコースを的確に攻める配球を投手に指示。強打者を抑え予選リーグを上位で通過すると、準決勝から決勝へ進出。ここで対戦したもうひとつの日本代表チーム「ジャパンドリームズ」に2―0で勝利し、優勝を飾った。
小田原〜湯河原練習に通う
野球との出会いは、横浜スタジアムに野球観戦に行った幼少期。ファンだった元阪神タイガースの浅井良選手から受け取ったボールは、今でも宝物だ。「僕も野球をやりたい」。小学校で小田原のチームに入団し、中学生になると兄が湯河原ベースボールクラブに入っていた関係で湯河原へ練習に通い始めた。しかしクラブの中学生部員が三浦君を含めて2人にまで減ったため、試合は横浜のチームに加わる形で出場したという。
中学生の集大成となる戦いを終えた三浦君は、「全国から集まった実力ある仲間から学べることも多かった」とコメント。同クラブの大川雅則監督(52)は「クラブに入った時から体幹が強かった。今まで学んだ基本を大切に高校でも頑張って」とエールを送った。
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