秦野市と伊勢原市のごみ処理と斎場の運営を担っている「秦野市伊勢原市環境衛生組合(二市組合・古谷義幸組合長)は、12月17日に行われた議会で、正副組合長や正副議長、議員らの給与・報酬をこれまでの支給額から60%減額することを決めた。
同組合の組合長や議員らの給与・報酬に関しては、近隣の同様の一部事務組合に対して突出していたこともあり、同組合議会から見直しの声が出て、昨年12月17日に行われた議会で減額が決定した。
これまで給与・報酬等は月額制になっており、組合長の給与は月額4万2000円(期末手当含み年額70万8120円)議長の報酬は月額3万9000円(期末手当含み年額65万7540円)、議員報酬は月額3万円(期末手当含み年額50万5800円)となっていた。条例の改正に伴い給与・報酬は約60%減額される。また年額制になり、年2回分割支給される。さらに、近隣の組合にはない期末手当(4・05月分)に関しても今回の改正で廃止された。新しい条例は平成23年4月1日に施行される。改正前の支給額合計671万280円から改正後は254万7600円となることから、年間416万2680円の削減効果が発生するという。また、これまで毎年実施してきた行政視察に関しても23年度から原則隔年になる。
給与・報酬に関しては、組合設立以来これまで16回に渡り改定されてきたが、これまでは増額だけで、減額されたのは今回が初めて。 山口一男事務局長は「議員から提出された議案として減額につながった。今後は議会のあり方等を検討する会議の開催などについても検討していきたい」と話している。
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