秦野版 掲載号:2011年1月22日号
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市民に食の安全を提供 市内の一部の農業グループがGAP(農業生産工程管理)を導入

剪定を学ぶブルーベリー研究会のメンバー
剪定を学ぶブルーベリー研究会のメンバー

 食の安全を確保するために農業生産者たちが独自に作成したチェックシートを使い、各工程における作業を記録、点検する手法「GAP(農業生産工程管理)」。秦野市内では平成21年度から取り組みが始まり、現在8グループが同手法を取り入れている。

 GAPとは「Good Agricultural Practice」の略称で、「良い農業の実践」の意味を持つ。生産者は、複数の項目からなるチェックシートに沿い各作業を確認。品質向上や環境への配慮、食の安全確保、リスクの回避などを確認するほか、生産履歴や肥料などの記録も残るため、消費者に安全なものを届ける狙いがある。

 秦野市では平成21年度から野菜や果物を生産する5つの農業グループで始まった。現在は3団体増え、「丹沢秦野観光農業研究会」、「東地区農産物直売研究会」、「峠営農組合特産野菜グループ」、「JAはだの果樹部会なし部」、「JAはだのブルーベリー研究会」、「ジャスコ出荷グループ」、「フレッシュファーム」、「JAはだの果樹部会ぶどう部」の8団体がGAPを実践している。

 確認に使うチェックシートの項目は、自由に制定できる。チェック項目を一律で制定する自治体もある中、秦野市は現場の自主性に任せることを重視。参加グループは話し合いを重ねて独自にチェック項目を製作し、現実に即して一年ごとに見直すようにしている。はだの都市農業支援センターは「生産者が話し合って項目を決めることにより、手間はかかるが気持ちも入るはず」と話す。

 1月19日には「JAはだのブルーベリー研究会(谷井保夫会長)」が、市内横野にある会員所有のブルーベリー園地で勉強会を実施。県農業技術センターや農業支援センター、JAはだのから職員を招き、GAPの項目にも関連する枝の剪定の技術指導を行った。同会のチェック項目は「収穫時に清潔な手で作業を行っているか」、「土壌の分析を行っているか」、「農薬は決められた方法で使用しているか」など全24項目。谷井会長は「生産者だけで完結するのではなく、外部からの意見をもらうことが重要。消費者により良い製品を届けられるよう努力している」と話す。

 なお1月30日(日)には、JAはだの本所およびはだのじばさんずで、GAPの事例発表など秦野市の農業に対する取り組みを周知啓発する「はだの都市農業フォーラム2011」を開催する。午前9時半から昼12時半までで入場無料。問合せは同センター【電話】0463(81)7800まで。
 

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