秦野版 掲載号:2011年1月29日号
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地域を伝える「語り部」 70歳代から90歳代までの14人が熱弁 台町の歴史を後世に

熱弁する「語り部」の清水稔さん
熱弁する「語り部」の清水稔さん

 自分たちが住んでいる地域の歴史を後世に語り継ごうと台町の自治会館で1月23日、台町長寿会の高齢者による語り部の取組が「皆で語ろう台町の今昔」として10年半ぶりに開催された。

 今回のきっかけは、市内を通る古道・大山道を歩き文化や歴史に触れる「まほら秦野みちしるべの会」が台町自治会に対し、地域の昔話を高齢者から聞きたいと願い出たこと。市老人クラブ連合会では昭和62年度から地区ごとに伝承を語り継げるよう「語り部運動」を図った経緯があり、台町地区でも平成12年7月に「台町今昔語り部の会」を開催している。要望に応えようと10年半ぶりに調べたところ、当時に語り部として参加した10人のうち7人が既に亡くなるなど、地域の昔話ができる高齢者は減少している実情がわかった。

 そこで長寿会は、平成12年の前回開催時に撮影したビデオや、「語り部運動」の一環として当時の参加者が同連合会に寄せた町の昔話などを勉強。これに自らの体験談も加え、新たに語り部として地域の昔の姿を伝えていくことにした。

 この日は同会館に、まほら秦野みちしるべの会のメンバーや自治会員など約30人が参加。語り部として、同長寿会に所属する70歳代から90歳代までの14人が登場した。

 語り部たちは二宮駅から日本専売公社秦野工場を結んでいた軽便鉄道や、かつて存在した劇場「秦野座」の話、地域の言い伝えなど写真を交えて語った。今回の語り部の中で前回開催時も参加したのは2人で、多くはビデオや本からの話を受け継いだメンバーたちだ。前回から語り部として参加する磯村光さん(90)は「地域の昔のことは、話しても聞いても楽しい。またできれば」と感想を述べた。

 参加したまほら秦野みちしるべの会の女性は「地域の歴史を刻んできた人々の語りにひきつけられた」と話した。台町の川口昌一自治会長は「今回の参加者が、新たな語り部として台町の歴史を伝えていければ。1回だけの開催では意味がない。また何らかの形で開催したい」と話した。
 

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