閻魔大王フォーラム 蓑毛の魅力を市民にアピール ２月26日（土）市文化会館で
十王堂内の閻魔大王像
蓑毛地区の文化財｢大日堂」や同地区の建物、仏像群などの保存の必要性、観光資源としての重要性を市民に理解してもらおうと２月26日（土）、市文化会館小ホールで「閻魔大王フォーラム〜文化遺産から発信する秦野のまちづくり〜」が初めて開催される。主催は神奈川県建築士会中支部で、同地区の文化財の保存活動を行う秦野みのげ文化の会が中心となり企画した。
同会は、市民を中心に約１００人が参加。昨年は保存活動が文化遺産を活かしたまちづくりなどを文化庁が支援する「地域伝統文化総合活性化事業」に選出され、同フォーラムも同事業の一環として行われる。
フォーラムのタイトルになった閻魔大王像は同地区の十王堂に保存されている木造十王像群のうちの１体。市民に少しでも関心を持ってもらおうと、知名度の高い閻魔大王の名前を付けた。
当日は、各地で町おこしを手がけ、大分県の由布院で初代観光事務局長を歴任した溝口久氏が「大魔人のまちづくり」をテーマに講演する。また東海大学観光学部部長の松本亮三氏が、蓑毛地区の歴史の流れを編集した映像とともに講演するほか、蓑毛地区や大日堂に関わりを持つ有識者たちがパネルディスカッションを行う予定。当日は申込制で入場無料。午後６時10分（受付は５時40分から）開始で同９時まで。
申込み・問合せは同会事務局田代さん０４６３（８１）０３１１まで。
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