かつて、現在の秦野郵便局の場所にあった旧梅原家の洋館「秦野の鹿鳴館」。再建に向けて活動を行う市民グループ「秦野の鹿鳴館・旧梅原家洋館再建の会」の紫藤邦子会長が、洋館再建後の蓑毛地区のイメージイラストを完成させた。
「秦野の鹿鳴館」は、秦野市出身で貴族院議員だった梅原修平が明治25年頃建てたとされている邸宅の応接棟。人手に渡った後、平成9年に解体されることになったが、市民による保存活動で3千人を超す署名が集まり解体保存されることに。市に寄贈された部材は、現在は末広小学校の空き教室にある。同会ではイベントなどを通して、この洋館の蓑毛地区への再建に向けた活動を行っている。
イラストには、蓑毛の「緑水庵(昭和初期のたばこ農家・旧芦川邸)」の傍らに建つ洋館が描かれている。周辺で、人々がコンサートを開いたりダンスを踊ったり、食事をとりながら語り合ったり、子どもたちが遊んだりするなど洋館が再建された後の蓑毛地区のイメージ図だ。
紫藤さんは、「蓑毛への想いを描きました。この贅沢な環境の中でみんなが触れ合い楽しく働ける地域にしたい。投資は鹿鳴館と温泉だけです。市民が大好きになれば、観光客が自然に集まるものです」と話している。
同会では洋館再建のための寄付金を集めており、このイラストはその呼びかけのために使われる。イラストの掲載された同会発行のメッセージリーフレットは、秦野市観光協会などで手にすることができる。
問い合わせは、同会事務局【電話】0463(77)2745まで。
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