秦野曲松郵便局(武井茂局長)が、振り込め詐欺抑止に功労があったとして2月15日、石井孝秦野警察署長から感謝状を贈られた。
1月19日に定期預金を解約して400万円の引き下ろしを行おうとしていた女性客の様子を不審に思い、同局の窓口担当・山口弘子さんが声かけを実施。女性客の息子を騙る者が、金を必要としている旨の電話をかけてきたことが分かった。その電話で女性は、自宅まで現金を受け取りに行くと言われていた。山口さんが女性を説得した上で、武井局長が同署に通報して被害を防いだ。
同署を訪れた武井局長と山口さんは、「声かけが、お客様が冷静になるきっかけになれば」などと話し、石井署長は「金融機関は振り込め詐欺防止の最後の砦。今年も協力をお願いしたい」と挨拶した。
同署管内での振り込め詐欺による被害届は昨年1年間で9件、被害額は790万円。今年に入ってからは1件の融資保証金詐欺で225万円の被害があった。県警では2月を振り込め詐欺防止特別月間としており、同署でも啓発活動に取り組んでいる。
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