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秦野版 公開:2011年3月26日 エリアトップへ

市消防本部・署 被災地は「悲惨」の一言 緊援隊員が語る東日本大震災

社会

公開:2011年3月26日

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瓦礫が溢れた道路を捜索する隊員たち
瓦礫が溢れた道路を捜索する隊員たち

 秦野市消防本部・署の7人が3月11日から15日まで、緊急消防援助隊の神奈川県1次部隊として、東日本大震災の被災地に派遣された。同市部隊の隊長、遠藤誠消防司令が発した現地の様子は「悲惨」の一言だった。

 地震発生を受け、秦野市部隊は、水槽付消防ポンプ自動車と災害対応搬送車で宮城県仙台市へ。津波の直撃を受けた同市宮城野区の仙台塩釜港付近で人命捜索を開始した。「大型倉庫が並ぶ地区。建物は残っていたが、屋内は洗剤や缶などの商品が散乱していた。屋外や道路には、ひっくり返った車なども多数あった」という。当時は重機がなく、自衛隊員らと手作業で瓦礫を撤去、行方不明者を探した。

 13・14日の捜索活動中に余震が頻発し、津波を懸念して5回の退避命令が出た。「一度退避すると1時間近く動けない。思うように活動できなかった。今まで見たことがない被害の大きさ」と遠藤消防司令は唇をかむ。

 また隊員の野営などを担当した三川敏明消防司令補は「昼夜の気温の変化が大きく、厳しい状況だった」と振り返った。なお神奈川県が派遣した3次部隊すべてに秦野市は参加。任務を引き継ぎながら活動した。

※緊急消防援助隊(緊援隊)/阪神・淡路大震災を教訓に総務省消防庁が平成7年に創設。大規模災害時に被災地へ出動し、活動する。
 

身を乗り出して被災地の様子を語る遠藤消防司令(左)と三川消防司令補
身を乗り出して被災地の様子を語る遠藤消防司令(左)と三川消防司令補

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