4月1日付けで秦野市教育長に就任した 内田 賢司さん 市内曽屋在住 59歳
出会いに感謝、まちに恩返し
○…「格好つけてもしょうがないからね。素朴に自分らしくやっていくよ」と気負いはない。その一方「子どもたちの安心・安全はしっかりと確保しなければならない。その上、今子どもたちにとって何が必要なのか?何が出来るのかという視点をしっかりと持って職務を全うしていきたい」と言葉に力を込める。
○…昭和49年秦野市役所に就職。これまでの仕事の中で印象に残っているのは昭和62年、当時40回目を迎えた秦野たばこ祭で「ジャンボ火起こし」を初めて企画したこと。商工観光課の職員として、秦野青年会議所のメンバーらと夜遅くまで計画を練った。「発想は良かったんだよ。ただどうやって実現するのか、散々試行錯誤した。その時の苦労は忘れられない」としみじみ語る。当時の仲間内では、今でもその時の話で盛り上がれるという。
○…大学時代、縁あってボーイスカウトの手伝いをした。ボーイスカウトのモットーである「備えよ常に」と言う言葉を、大切にしている。「心構えをしておくこと、準備を怠らないことは万一の事態の際に大切」と説く。
○…趣味は多彩。1つは陶芸。体調を崩し、手術をしたリハビリの一環として取り組んでみたところ、肩こりがスッキリしたという。所属する会の仲間で滋賀県の信楽まで土を手に入れに出向くほどのこだわりだ。もう1つはそば打ち。何と現在「マイ石臼」作りの最中だとか。「石は手に入れた。今はそば粉を挽くために、石に溝を彫っている途中なんだ。もちろん自分でね」と打ち明けてくれた。
○…「37年間の行政職としての経験を、教育長という職務の中で最大限に活かしていきたいと」と抱負を話す。「振り返れば人との出会いに本当に恵まれた」と感謝の心を忘れない。だからこそ、生まれて育ててもらったこのまちに恩返しがしたいと思っている」と、包み込むような優しい眼差しで語った。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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