デイサービス施設「みきフレンド・あふり」 利用者を勇気付ける桜
西田原のデイサービス施設「みきフレンド・あふり」(小森谷健兒理事長)で、今年も2本の桜の木が花を咲かせた。
しだれ桜は10年ほど前に当時99歳だった入所者が植えたもの。101歳まで長生きしたこの利用者にあやかり、施設では長寿の象徴として「長寿桜」と呼ばれ親しまれている。同施設によると、長寿桜の花を押し花にしてラミネートで加工し、長寿のお守りを作ることもあるという。
また同施設の庭の斜面にたつソメイヨシノは、約10年前に強風で幹が折れてしまった。ところが、折れたところから新たに枝が成長してぐんぐんと成長し、今では見事な花を咲かせている。一度は力尽きかけたものの、大きく成長したこの木は施設で「根性桜」と呼ばれ、エピソードに勇気付けられる利用者も多い。利用者らはこれらの桜が咲くのを毎年心待ちにしているといい、近所の人たちも見に来るなど人々を喜ばせている。
小森谷理事長は「施設には、様々な季節の花が植えられている。地域の人の憩いの場として、気軽に遊びに来てほしい」と話す。
問合せは同施設【電話】0463(81)8260まで。
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