毎年20万人以上の来場者で賑わう市内最大のイベント「秦野たばこ祭」が今年も9月24日(土)・25日(日)に開催される。今年は、東日本大震災の影響を受け、被災地支援を前面に出した事業を予定している。
たばこ祭に向けた第一歩として秦野商工会議所で5月9日、同会議所や商店会連合会会長など、関係各分野から24人が参加して第64回秦野たばこ祭第1回運営委員会が開催された。
各地でイベントの中止や縮小が相次ぐなか、市内経済を活性化するためにも開催が望ましいとの意見から、事務局を務める市商工観光課が提出した、例年通りの日程が決定した。
東日本大震災の復興支援を前面に出すため、被災地へ向けた復興支援のスローガンを作り、サブテーマとしてプログラムやポスターに使用するほか、会場でのチャリティ募金箱設置や、模擬店売上からの一部寄付等も検討している。
一方で、事業の根幹を成す予算規模について同課では「昨年のおよそ半分になる」と厳しい現状を話す。
昨年の予算は、市の自主財源や協賛金などで約5300万円だった。今年は、2200万円の自主財源を確保しているが、個人事業所への協賛金呼びかけや、花火募金などを行わない予定で、これらが大きく影響した形だ。加えて、全国規模での節電の取組みにあわせ、電力を消費する夜間の開催時間を短縮する。
このため、例年行われていた花火や青森ねぶたなど、予算に占める割合の大きい事業は中止が決定。ジャンボ火起こしや各種ステージは実施が予定されているが、全体的に「昼間の事業を充実させる(同課)」プログラムになるという。
昨年初めて実施されたイオン駐車場での特設ステージや、その他の事業については、5月31日(火)に開催される第2回の運営委員会で詳細な事務局案が出され、6月中旬には最後の運営委員会を実施。7月上旬の第1回実行委員会で正式決定される。
同課では「限られた予算ですが、多くの団体からご協力いただき、少しでも被災地支援と地域経済の活性化になれば」と話す。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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