被災地から秦野へ 地域に愛される美容師に
美容師になりたい―
被災地の宮城県大崎市出身の高橋元樹(げんき)さん(20歳)は、この春、美容師になるという夢を叶えるために単身秦野へとやってきた。見習いとして6月1日から、ヤマ美容室(栄町)で勉強に励んでいる。
もともと就職が決まっていたのは、地元の美容院。しかし、津波の被害を受けてしまい働くことが不可能になった。その後、県内で見習いから雇ってくれるサロンを探したが、震災の影響で求人は皆無だったという。そこで、「関東ならあるんじゃないか」といくつかの専門学校をあたっているうちに、アイム湘南美容教育専門学校(尾尻)からヤマ美容室を紹介されたという。
サロン見学の際、初めて訪れた秦野に、「自然がたくさんあって、地元に近い。特に人が温かい」という印象を持ったという高橋さん。同店の品川明子店長は、「震災の事を忘れるくらい頑張ってほしい。その姿がみんなの勇気になるから」とエールを送った。
10月からは、同校に入学し、働きながら通信教育課程で美容師の国家資格取得を目指す。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|