秦野高校の佐藤ひとみさん(3年)、秦野総合高校の蓮田ちひろさん(同)、井澤俊紀さん(同)が全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(インターハイ)への出場を決めた。
3人は地区予選・県予選を勝ち抜き、6月17日から20日まで千葉県で行われた関東大会に出場。並みいる強豪をおさえ、高校スポーツ最高の大会への切符を手にした。
秦野高校佐藤ひとみさん
佐藤さんは1500mを関東6位で突破。中学時代にも800mで全国を経験し、インターハイへは昨年に続き2回目の出場。1年生の頃から全国高等学校駅伝競走大会の秦野高校女子駅伝チームのメンバーとしても活躍している。
「陸上は練習の成果がそのまま出る。秦高で練習したことが一つひとつ生きていると思う。(同じ部の)みんなが頑張っているから頑張れる」と話し、「関東で県よりはタイムを伸ばせたけれどもすべては出し切れなかった。昨年とはまた違う最後の大会。自己ベストで満足いく走りをしたい」と抱負を語った。
秦野総合高校蓮田ちひろさん
蓮田さんは円盤投で関東大会を自己ベストで優勝し、インターハイに初出場。高校生になってから陸上競技を始め、種目の変更を経て、めきめきと力を発揮。昨年は、JOCジュニアオリンピックカップ日本ユース陸上競技選手権大会への出場も果たしている。
「まだまだ課題がいっぱい」と関東大会を振り返り、「優勝できたのは、家族、恩師、友人、先輩、後輩などまわりで支えてくれた方たちのおかげ。恩返しとして結果を出したい。全国でも優勝したい」と語った。
秦野総合高校井澤俊紀さん
井澤さんは三段跳で関東3位。陸上競技には高校生になってから取り組んだものの、日々練習を重ね、初出場を勝ち取った。
「関東では練習が生かせたところも生かせなかったところもあるが、自己新記録で全国出場できてうれしい」と笑顔を見せ、「全国では自分の高校生活の集大成として、見ている人の心に一生残るような跳躍をしたい」と話した。
3人の出場するインターハイは8月3日(水)から7日(日)まで岩手県北上陸上競技場で行われる。
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