オトギリソウ科の植物「ヒペリカム」が見ごろを迎えている。上大槻の農家、監物(けんもつ)周作さんの畑では、6月25日から出荷が始まった。
ヒペリカムは中央アジアから地中海沿岸地域原産の低木。主に露地栽培される植物で、6月から7月にかけて黄色い花を咲かせる。実がなってから収穫されるのが特徴で、切花やフラワーアレンジメントなどで使われるという。色の種類は赤やピンク、緑、チョコレート色などがある。
監物さんが挿し木をしたのは、今からおよそ8年前。年を重ねるごとに増えていき、今では畑の広さが5アールになった。
「5月は雨が多く、特に消毒作業が大変だった。例年より2、3日出荷は遅れているけれど、よく育っている」と監物さん。「7月中旬までがピーク。今の時期は、畑で花と実の両方を見ることができる」と、夫婦二人三脚で1本1本丁寧にハサミを入れて収穫していた(=6月30日撮影)。監物さんが育てたヒペリカムは、「はだのじばさんず」の店頭に並んでいる。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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