任期満了にともなう秦野市議会議員選挙は８月28日に投開票が行われ、新たな議員26人が決まった。現職は引退する６人を除く20人全員が当選。新人は５人が当選し、元職１人が返り咲きを果たした。
今回の選挙戦で各候補者は防災対策、地域経済の活性化、行政改革・議会改革などを訴えたが、定数26に対し候補者が27人であったことなどから、投票率は過去最低であった前回（２００７年）の50・85％をさらに７・01ポイント下回る43・84％にとどまった。
トップ当選を果したのは、神倉寛明氏（33）。候補者で唯一の30代という若さを前面に打ち出し、トップで初当選を果した前回同様、選挙カーではなく自転車にのぼりを携え選挙戦を展開。議員定数削減などを訴え、前回から９００票以上を上積みし、候補者で唯一５０００票を上回る５２８５票を集めた。
新人の最多得票は八尋伸二氏（48）。実質的に、現職の山口金光氏の後継として日立労組から手堅い支持を集め、全体でも２番目の４１６１票を獲得した。
２回目の挑戦で、26番目で当選した折口隆二郎氏（60）の得票数は５６８。公職選挙法には、定数に入っても法定得票数未満であれば当選除外となる規定がある。同氏の得票数は、今回の法定得票数５４９（小数点以下省略）をからくも19票上回った。
党派別では、みんなの党が秦野市議会で初めて１議席を獲得。そのほか公明３、共産２、社民１、無所属が19となった。
市内37の投票所別投票率は、最高は湯の沢団地自治会館の63・44％（有権者２２７／投票者数１４４）、最低が平沢児童館で36・49％（同３１１３／同１１３６）だった。当選議員の任期は、２０１１年９月11日から２０１５年９月10日。
トップ当選を果たした神倉氏
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281／そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
