２種目でメダルを獲得した後藤さん
「第34回全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」が８月25日から30日まで東京辰巳国際水泳場で開催された。後藤和真さん（神奈中スイミング秦野校所属・本町中１年）が11〜12歳男子50ｍ自由形に出場、自己ベストを更新し、初優勝した。
同大会は、ジュニア層の育成を目的に（財）日本水泳連盟が春と夏に開催。”ジュニア国内最高峰の大会”とも言われている。
今回で３回目のＪＯＣ出場となる後藤さんは、出場種目３位以内の入賞を目標に掲げ、苦手なスタートを中心に練習を重ねてきた。
11〜12歳男子50ｍバタフライで３位入賞後に挑んだ50ｍ自由形は、予選１位で決勝へ進出。「バタフライで初めてメダルを獲得できたけれど、結果は３位だった。悔しかった」とリベンジの思いでレースに挑んだ。
決勝は「緊張しすぎることもなく、普段通りだった」という後藤さん。自己記録26・５秒を１秒近く上回る25・75秒で優勝。「１位だと思わなかったので、嬉しかった」と結果が分かった瞬間、思わずガッツポーズしたという。
春の大会は、13〜14歳の部で出場を目指す。「次の大会は１学年上の選手とも戦う。決勝に残れるよう頑張りたい」と意気込んだ。
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