長崎県から「景観見つけ隊」 大根地区の街歩きに参加
景観まちづくり市民会議が主催する街並み体感シリーズ第4回、「市内街並み見て歩き」が9月17日行われ、長崎県大村市の景観まちづくりグループ「すてきな景観見つけ隊」のメンバーが視察に訪れた。
秦野市と大村市のまちづくり交流は7年前に行われた地域行政景観担当者の研修交流会がきっかけ。大村市行政の景観担当者が2年前に秦野市を訪れたり、秦野市から同会議の委員が大村市へ行き講演を行うなどの交流を続けてきた。昨年発足された、素敵な景観見つけ隊のメンバーが秦野市を訪れるのは初めてのこと。
今回の市内街並み見て歩きでは、大根地区の景観がテーマ。参加者らは東海大学前駅を起点に、長福寺や八幡神社、自興寺、大根台大団地、大根川親水歩道など約6㌔のコースを歩いた。大村市からの参加者は「歩いていてゴミが少ないことに驚いた」「住宅地であっても、緑がきれいに残されていて、歩いていて心地よかった」などと感想を述べ、「今後の大村市の景観、まちづくりに是非とも生かせれば」と話した。
同会議は「秦野市と大村市は、距離こそ離れていますが、茹で落花生が名産品など共通点があります。なによりも自分たちの住むまちの景観を守りたいという気持ちが同じ。今後も大村市との交流を続けていきたい」と話した。
景観まちづくり市民会議とは、秦野市景観まちづくり条例に位置付けられ、「市民の目線」から暮らしやすく美しいまちづくり活動を推進し、研究調査、行政への提言などを行う組織。
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