現在秦野市文化会館などの臨時駐車場として利用されている、同会館東側の土地に関して秦野市は、先行取得した秦野市土地開発公社から約6億円で同土地を買戻し、常設の駐車場として整備を行う。
この土地は全体で8818・39平方メートルあり、もともと「秦野中央運動公園拡張事業費」として秦野市土地開発公社が、2000年に4397・94平方メートル、2002年に4420・45平方メートルと2回に分けて、地権者から購入した。全体で取得にかかった費用は7億9189万1422円。当時は図書館施設の拡充や災害時の避難施設などの建設構想もあったが、事業着手することなく、これまで市文化会館のイベントや市民の日ほかの際に、臨時駐車場として利用されてきた。
カルチャーパーク構想の一環
秦野市では、公園全体を見直すために、2007年から2010年にかけて、中央運動公園周辺と「みずなし川緑地」を一体とした「カルチャーパーク再編整備」構想をまとめた。昨年12月2日には都市計画を一部変更し、文化会館を公園区域に編入させ、カルチャーパークとの一体化を図る。
同構想では、公園機能を強化し公園全体の利便性を高めるため、この地域を常設の駐車場として整備する計画だ。市では2011年度の当初予算の中に「カルチャーパーク再編整備事業費」として3億6347万1000円を計上。そのうち2億9753万円をこの土地の取得に充てる。
国からの交付金を活用
同事業費の3分の1は国の「社会資本整備総合交付金」が活用できるという。秦野市では引き続き交付金を活用しながら、残りの土地に関しても2012年度の早い時期に購入し、来年度中に駐車場整備に着手したいとしている。残りの土地もぼ同じ面積があるため、最終的に用地取得にかかる費用は2倍の6億円ほどになると見込まれる。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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