市内を中心に活動するボランティア団体やNPO法人などが一堂に会するはだの市民活動団体連絡協議会(れんきょう)が創立10周年を迎え、2月4日(土)正午から、文化会館で記念講演を行う。現在加盟は69団体。
阪神淡路大震災以降ボランティア活動への関心は全国的に高まり、1998年には特定非営利活動促進法(NPO法)が施行された。秦野市は、2000年に市民活動団体や学識経験者らで組織した「秦野市市民活動推進検討委員会」を設置。翌年、63団体でれんきょうを設立した。このような協議会は県内初の試みという。
発足後は月1回交流会を開き、その中から出てきた【1】活動拠点機能の検討【2】情報発信【3】一人暮らし高齢者への支援【4】教育へのボランティア活動の視点〜を課題に掲げ、活動を展開。現在は、中高生を対象とした「チャレンジTHEボランティア」、一人暮らし高齢者世帯の草むしりや家具転倒防止作業などの支援事業、清掃・里山整備ハイキングなどを実施。市民の日には企業や個人からの協賛をもとにバザーを行っている。その収益金をもとに、市民活動団体を資金面で支援する市民活動サポート事業を実施。昨年末現在、計53団体、218万8千円を援助している。また、市民活動サポートセンターを管理・運営。会議室や備品、パソコンなどを提供し、市民活動を手助けしている。
「各団体横のつながりを大切にしてきた。10年はあっという間のできごとでした」と初代会長の鈴木泰雄さん。山谷洋子会長は「もっともっとボランティアが市民に広がっていけば。裾野を広げながら、各団体が発展できるよう活動を進めていきたい」と話した。
記念講演テーマは「ガンになる前、ガンになったとき、ガンを治療しているときに考えること、知っておくべきこと」。東海大学医学部消化器外科教授の生越喬二氏を講師に迎える。
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|