園長先生は師範代 本町幼で卒園お茶会
本町幼稚園(糟谷松夫園長)が2月20日、卒園記念お茶会を開いた。
糟谷園長が織部流の茶道師範代でもあることをきっかけに、茶道を通し、日本の伝統文化に触れ、礼儀作法や簡単な所作を体験する目的で、同園では今年初めて企画された。
参加したのは今年同園を卒業予定の年長児68人。同園ホールに設置された即席お茶室で緋毛氈の上に正座で並びお菓子とお抹茶を頂いた。事前に正座と挨拶の特訓をした園児らは、膝を揃え、三つ指を付きながら「お先に」「結構なお手前でした」などの挨拶をこなした。今回が「初抹茶」の子もおり、独特の苦みに顔をしかめつつも、「おいしかった!」と口を揃え、「大人の味」を楽しんだ。
織部流「宗松師範代」として指導に当たった糟谷園長は「こどもたちの成長が感じられるいい茶会になりました。『おいしい!』の声が多かったことも、嬉しく感じます」と笑顔を見せた。
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