南幼稚園湧水は「飲料適合」 地域住民が水質調査
「南地区湧水地帯を保全する会」(三杉克篤会長)が2月6日に同地区内湧水の水質試験検査を行い、2月10日、南幼稚園(柏木弘子園長)園庭にある自噴井戸の水が飲料可能だという結果が出た。
秦野のきれいな水を子ども達に引き継ぐことや、湧水をいかしたまちづくりを目的に遊水地の保全をおこなう同会。10年以上前から毎年1回市内2〜3か所で、水質検査をコツコツと続けてきた。
調査は厚生労働省の測定方法に従って同会が採水した後、財団法人食品薬品安全センター秦野研究所に依頼して行われる。昨年は白笹神社の一貫田湧水が飲料可能と認定された。
今回水質検査を行ったのは、同園庭自噴井戸と今泉の新井湧水の2か所。新井湧水は飲料水として不適合だったが、園庭自噴井戸は適合が認められた。
同園に隣接する南小学校は地区の緊急避難場所に指定されており、同会と同園は「緊急時の水源が確保されたことは、地域の特性の1つとして誇らしく、嬉しいこと」と話している。
現在この自噴井戸は園児の自然観察の場として利用されている。湧水が流れこむ園の池や水路にはカワニナやヌマエビなどが住んでいる。敷地内にあるため、通常は一般の使用、立ち入りは不可。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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