市内全中学校と県内外の強豪チームが参加する「第6回はだの招待中学生交流野球大会(主催/市野球協会)」が、3月3日に開会した。昨年は、直前に東日本大震災が発生し中止になっていた。
昨年の大会は3月12日・13日に開催が予定されており、開会前日に東日本大震災が発生した。
大会実行委員長を務める本町中学校野球顧問・野澤伸介教諭は震災発生直後、生徒の集団下校などの対応に当たりながら、「大会中止を決定しようとしたが(各学校と)連絡が取れなかった」と当日の混乱を振り返る。夕方に初めて、新潟の中学校からの電話がつながったが内容は「校舎の天井が落ちて参加できない」というものだった。
その後も、ほとんどの学校と連絡が取れないまま事実上中止が決定。招待チームが宿泊予定だった旅館には、本町中の職員が直接行って状況を説明して回った。また、企業から寄せられた協賛金で初めて作ったオリジナルの参加記念品も、後日郵送されるまではしばらく手元に残されたままとなった。
野澤教諭は「旅館の方には突然のキャンセルも了承していただき、今大会にも多くの企業などから協力をいただいた。地域の皆様のご支援に感謝しています。子どもたちも日頃対戦できないチームとの試合を楽しみにしています」と話した。
今大会には、昨年出場予定だった全チームを含む最多22校が参加。初日の3日は市内校同士の対戦で、招待校は10日(土)・11日(日)に参加する。決勝戦は11日午後1時半から秦野球場で行われる予定だ。
「はだの招待」は市内中学野球の活性化を目的に2007年の第1回大会以降、毎年県大会優勝などの実績を持つ県内外のチームなどが参加して開催されている。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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