秦野版 掲載号:2012年3月31日号
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防災新ガイド・リーフ配布 教育現場でも実践的な対応進む

新ガイド(右)とリーフ
新ガイド(右)とリーフ

 秦野市は新たに「園校における地震災害対応ガイド」を作成し、市内市立幼・こども園、小・中学校へ配布した。また教職員用には「地震防災ポケットリーフ」も作成。東日本大震災の教訓を踏まえ教育現場でも防災計画・教育の見直しが進められている。

 市は昨年の東日本大震災を教訓に、教育現場の災害対応見直しを行ってきた。

 防災課・教育総務課・地区配備隊・市内学校長・教育研究所で構成される「学校等災害対策検討委員会」は、教育現場の行動指針だった「初動期の行動マニュアル」を改定。今年1月に新災害対応ガイドを完成させ、3月8日までに市内市立幼・こども園、小・中学校に配布を終えた。

 新ガイドの改善点は大きく2つ。1つは「園児・児童・生徒の保護徹底」。震度5弱以上の地震発生時は、集団引率下校ではなく学校での保護を優先し、安全が確保された後の引き渡しが原則となった。

 もう1点は「より実効性のある防災対策」。地域の避難所運営委員や地区配備隊との連携強化、児童引渡しを踏まえた備品の充実などの点に改善を加えた。

 「被害規模は日頃の防災に左右される。準備しすぎて困ることは無い」と話す教育研究所。今後は、研究所内に設置予定の防災教育部会や、新ガイドの内容を踏まえ状況別に細分化したマニュアル作成など、各園・校の防災計画や防災教育の見直しを続けるという。

 一方、教員向けに作成されたのが「地震防災ポケットリーフ」。日頃から持ち歩けるよう手のひらサイズなのが特徴で、地震発生時の対応チャートや避難所関連の役員の名前など、基本となる情報がまとめられている。これは学校危機管理研究部会が現役教職員の立場から「いつどこで起こるか分からない震災に教職員が万事対応できるように」と作成したもの。リーフのデータは市内小中学校に配布、新年度からの常時携行が推奨されている。
 

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