防災協定で住民を守る 大根自治連とさざんか
大根自治会連合会(高橋栄一会長)と南矢名の「秦野天然温泉 さざんか」(津吉秀行支配人)が6月16日、防災協定を結んだ。この協定によって大根自治連の災害時一時避難場所として、同施設と敷地が利用できるようになった。
約3000平方メートルの敷地や耐震構造の施設、隣地の建物と離れているため火災の延焼防止があること、温泉の湧出があることで被災者の衛生状況、精神面で大幅に改善が見込めることから、同自治連は昨年末からさざんかとの防災協定の締結を交渉していた。
同自治連は防災に力を入れており、今年の4月に弘済学園とも防災協定を結んでいる。高橋会長は今回の協定を「当自治連は、高齢者も多く、範囲も広域にわたっています。いつどんな形で起こるか分からない災害への対策で、地域の協力が得られることはありがたいこと」と話した。
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