千村の水田にマコモタケ 小野薫さんが栽培
千村生き物の里の近くの畑で、一風変わった野菜が育てられている。高さは2mほど、イネ科のこの野菜は「マコモタケ」。板金塗装店との兼業農家を営む小野薫さんが3年前から育て、販売しているものだ。
水質浄化作用もあるといわれるマコモタケ。知り合いから紹介を受け、新潟産の株を分けてもらい、約450平方メートルの水田で170株ほど栽培している。小野さんは「生き物と共存する農業」をモットーとし、ほかハスやフェンネル、アーティチョークなどを栽培する。元は耕作放棄地だった土地作りから、収穫まで全て1人で行うのは決して楽な作業ではないが「荒地を見るより気持ちいいから」と日に焼けた笑顔で話す。
マコモタケは11月頃まではだのじばさんずなどで販売。筍に似た歯ごたえとヤングコーンのような甘味が特徴で、茹でる、焼くなどの他、生食も可能。問合せはじばさんず【電話】0463・81・7707へ
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