秦野版 掲載号:2012年12月6日号
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非行防止教室 6年生が先生役に 南が丘小で市内初の試み

記念品のミニランドセルを準備する児童
記念品のミニランドセルを準備する児童

 市立南が丘小学校(後藤清志校長・718人)で来週、非行防止教室「いくせい塾」が開催される。受講する1年生を指導するのは6年生。上級生が下級生を指導するこの取り組みは市内小学校で初。

 いくせい塾は、子どもたちの非行防止と規範意識の向上を図るため、秦野警察署(齊藤盛司署長)と同署少年補導員連絡会(小泉達雄会長)が企画した。

 きっかけを作ったのは、学校と秦野署の橋渡し的存在で、子どもたちの下校時に見守り活動なども行う同署スクールサポーターの阿賀健悦さん。同校の教諭と市内の犯罪発生状況や不審者についての情報交換を行うなかで、同教室の提案をしたところ、「子どもたちが真剣に少年非行について考えるよい機会だから」と開催が決定した。

 いくせい塾は、万引き防止をメインテーマとして来週、1年生114人全員を対象に同校で開かれる。当日は、この日のために練習を重ねた6年生の代表者が各教室をまわり、紙芝居「やっていいこと、わるいこと」の映像を大型モニターに映しながら分かりやすく説明する。同校の後藤校長は「下級生に教えることで、6年生自身もまなぶことができる。子どもたちにとって良い機会になる」と話した。

受講記念にミニランドセル

 同教室に先立ち、受講する1年生へ渡す記念品のミニランドセルづくりが12月3日に行われた。当日は、同連絡会のメンバーが手作りした製作キットが6年生1人ひとりに配られた。子どもたちはハサミと接着剤を手に真剣に取り組み、直径3・5cmほどの手乗りサイズのミニランドセルを完成させた。「おうちのひとにいってきます!」や「だまされてついていかない!」などの約束が書かれた紙も一緒に付けられ、児童らは「細かくて難しかったけど上手くできた。1年生も喜んでくれると思う」と笑顔で話した。ミニランドセルは自分たちの分も含め、約250個を製作した。
 

完成したミニランドセル
完成したミニランドセル

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