消防長が宿泊施設を査察 防火・避難管理を確認
秦野市消防本部(曽屋757)の小松昭一消防長が12月10日、万葉の湯はだの館(河原町2の54)を訪れ、館内の防火管理・避難管理状態を確認する歳末特別査察を実施した。通常は、担当課が行っている業務で、消防長自ら確認に出向くのは同本部では初。
当日は、同館の防火管理者の内野光一郎副支配人と一緒に館内を回り、非常扉や避難器具、カーテンが防炎になっているかなどを消防法に基づいた規定でチェックした。
査察を終えた小松消防長は、「良好な状態を確認した。これからも利用者の安全を守る管理体制を続けてほしい」と話した。
同消防本部では、今年5月に広島県で発生したホテル火災を受け、市内にある宿泊施設18か所で特別査察をすでに実施している。
2012年の市内火災発生状況は、建物火災27件、林野火災1件、車両火災3件、その他15件となっている(12月10日現在/同消防本部提供)。
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