ノロウイルス等を病原体とする感染性胃腸炎が流行している。県では6日、患者数が警報レベル(定点あたり報告数20以上)を超えたとして県内に流行警報を発令。秦野保健福祉事務所管内でも患者数は増加傾向で、警報レベルに迫る数値が報告されている。
感染性胃腸炎は、例年11月から3月にかけて集団感染が発生し、特に乳幼児に症例が多く見られるのが特徴だ。県衛生研究所への報告でも、5歳以下の患者数が全体の約6割を占める。
秦野保健福祉事務所には、管内(秦野市・伊勢原市)6病院から感染性胃腸炎の患者数が毎週報告されている。今シーズン、管内では第46週(11月12日〜18日)に報告数が13・33となり初めて2桁になり、直近の第49週(12月3日〜9日)では今シーズンで最高の19・67を記録した。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の主な症状は、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛で発熱は軽度。通常は症状が1〜2日続いた後に治癒し、後遺症も無いとされる。
感染経路は、感染者の便や吐物に触れた手指を介してウイルスが口に入る場合や、感染した人が触れた食品を食べた場合などがある。
県では、食品の十分な加熱、日常的な手洗いなど予防の徹底を呼びかけている。また感染者の吐物をふき取った後は熱湯や台所用漂白剤による消毒、部屋の換気をすることなどの注意も示している。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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