西大竹 子どもたちが「石売り」に 全国的に稀な小正月行事
秦野市西大竹の東町地区と開戸町地区で、子どもたちが中心となって行う小正月の伝統行事「石売り」が行われた。
これは、明治時代中ごろから同地区に伝わる行事で、全国的にも珍しいといわれている。小学校高学年の男子が町内の家々をまわり、ご利益があるといわれる道祖神まわりの石を売って歩く。
1月9日に行われた開戸町地区では、小学5・6年生9人が午後2時に嶽神社に集合。町内の家からリヤカーを借り、道祖神のところにある石を十数個積んでから、「石を売りに来ました」と訪問先で声をかけた。買ってもらったり、断られたりしながら町内を巡り、石はあっという間に売り切れた。また、訪問した家で同時に正月飾りの回収も行われた。
今年、大将と呼ばれるまとめ役になったのは鈴木龍我(りゅうが)君(南が丘小6年)。「買ってもらえて嬉しかった」と笑顔で話していた。
小正月の行事として他に、お札売りとおでん売りなどが行われている。売った石は後日回収され、元あった場所へ戻される。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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