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秦野版 公開:2013年2月21日 エリアトップへ

新年度予算案一般会計 「過去最大」の462億円 「地域の活力に力点」

政治

公開:2013年2月21日

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予算案を発表する古谷市長
予算案を発表する古谷市長

 秦野市は2月19日、2013年度の当初予算案を発表し、一般会計は「過去最大規模」となる462億円(前年度比16億6000万円増)とした。特別・事業会計を含む総額は851億6800万円。

 任期2期8年の最終年度にあたる古谷義幸市長は、「市民生活の安心と地域の活力に力点を置いた予算」と編成方針を説明。

 次年度の市政運営方針のひとつとして、都市基盤整備への積極的な取り組みをあげ、秦野駅南部(今泉地区)や鶴巻温泉駅南口広場、中央運動公園や文化会館周辺(カルチャーパーク)の整備など大型事業を進めるとした。

市税、5年ぶり増

 歳入では、市税全体が2億4000万円増の233億5000万円と、リーマンショック以来となる5年ぶりのプラスとなった。給与所得の減少等により個人市民税が減る一方で、新築家屋等の増加により固定資産税と、県と市町村間の配分見直しがあった市たばこ税などの税収増を要因に挙げる。法人市民税は、2・78%増の11億350万円を見込む。

 税収不足を補填する普通交付税は前年度同額の20億円を見込み、臨時財政対策債は7000万円減の20億円を発行。また財政調整基金の活用により、臨時財政対策債の発行を抑制するとともに建設債を合わせた市債の発行総額を元金償還額以下として、「将来の負担軽減を進めていく方針を堅持した」としている。

 歳出では、市債残高の縮減効果で公債費が約1億円減、下水道事業特別会計繰越金が約1億8000万円減、はだのクリーンセンター完成にともない秦野市伊勢原市環境生成組合の分担金が約2億5000万円減。一方で、高齢化の進展による介護、医療などの扶助費と各保険事業特別会計への繰出金があわせて約8億6000万円の増となった。

 主な新規事業は、中央運動公園陸上競技場トラックを全天候型に改修(2億9700万円)、消防署南分署に自家用給油所を設置(1990万円)、快適な住まいづくりの補助金の創設(1551万円)など。
 

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