市内も風疹が増加傾向 年間発症者大きく上回る
昨年から全国的に猛威を振るう風疹。市内では今年は4月2日現在、7人の発症者が市保健所に届け出られている。これは通常の年間平均発症者1〜2人を既に大きく上回る。
風疹は、発熱・発疹・リンパの腫れを主症状とするウイルス性の感染症。咳などの飛沫感染で広がる。
届け出の内訳は20代男性1人、30代男性2人、40代男性3人、20代女性1人。秦野伊勢原医師会副会長の関野高弘医師によると、全国的にも発症の多い30〜40代男性は、風疹ワクチンの定期接種を受ける機会がなかった世代に当たるという。
重症化はまれと言われる風疹だが、妊娠初期の女性が感染すると胎児が先天性風疹症候群になる可能性があるという。疾患自体に対する治療法はなく妊娠中の接種も出来ないため、事前予防が重要視されている。
麻疹と共に現在は小児期の定期接種に組み込まれている風疹ワクチン。一度発症すると抗体が出来るが、自身の発症歴、予防接種歴を把握していない人も多い。関野医師は「子どもに限らず、妻が妊娠中の男性など広く混合ワクチンの接種を勧めます」と呼び掛けた。
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