バラの出荷ピーク 県内2位の市内生産量
年間400万本が生産され、神奈川県内で第2位の生産量を誇る秦野市特産の「バラ」が出荷最盛期を迎えている。秦野市の土壌は、バラを育てるのに良いとされる水はけも水持ちも兼ね備えている。市内生産農家の温室では、6月16日(日)の「父の日」を前に、出荷を待ち望む色とりどりのバラが甘い香りを漂わせている。
「母の日」のカーネーションに対し、「父の日」の花といわれているバラ。市内のバラ農家によって構成される「JAはだの花卉(かき)部会バラ部(和田稔部長)」には17人の生産者が所属し、約50種類のバラを栽培している。
和田部長のハウス「和田ローズガーデン(柳川583)」では、定番のピンク色をした「タイタニック」や鮮やかなオレンジ色が人気の「パレオ90」、濃いピンク色が目を引く「シャキーラ」など5種類を生産している。1日に朝夕2回の収穫作業が行われ、多い日では1日に2000本近いバラを出荷しているという。
摘み取られたバラの8割は東京市場に、残りの2割は県内市場に出荷される。市内では、同ハウスのほか、じばさんず、渋沢駅前の特産センターなどで販売されている。
和田部長は、「冬の寒さのせいで燃料費がかさんで大変だったが、手入れのおかげで例年通り質の高いバラができた」と話す。最盛期は6月下旬まで続く。
6月11日から14日チャリティ装飾展示
同バラ部では、販売促進キャンペーンの一環として、毎年市役所本庁舎1階ロビーで行っているチャリティ装飾展示を6月11日(火)から14日(金)に開催する。
約100本が展示され、それ以外に2本1組のバラの花束375束が用意される。期間中は募金箱が設置され、募金者にはバラの花束がプレゼントされる。集まった募金は、市社会福祉協議会へ寄付される予定。昨年は東日本大震災の義援金として日本赤十字社に4万548円が寄付された。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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