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秦野版 公開:2013年6月15日 エリアトップへ

平塚駅南口広場の改修でバラの苗を寄付した 町田 清志さん 名古木在住 70歳

公開:2013年6月15日

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バラいっぱいで喜び広がる

 ○…「欲しい人にあげるよ」と、これまで多くの人にバラをプレゼントしてきた。友人やご近所、今年1月には平塚駅の広場に50以上の苗を寄付した。毎日畑に通い、1人で300坪の畑に植えられたバラを育てている。盛りの時期には1日50本切って人にあげる。親戚が主にバラを扱う園芸業を営んでおり、18才の頃から手伝っていたことが、バラとの付き合いの始まり。おかげで管理の仕方はしっかり身に付いた。

 ○…これまで最も多く栽培していた頃は、140種類にも上る品種を育て、大きい花や小さい花、真っ赤な花から薄い黄色の花まで、様々な品種が畑を埋め尽くしていた。現在畑にはおよそ300本、自宅の庭には30本、114種類が栽培されている。年々品種がわからないバラも増えてきたが、「名無しの権兵衛さんも多いよ」と笑う顔には、花への愛情が感じられた。たくさんある品種の中でも、鮮やかな桃色の大輪を着ける「ピンクパンサー」や、真っ赤な中輪の花の「ダブリンベイ」などがお気に入り。「大きめの花の方が好きだな」とにっこり。

 ○…バラの他に趣味は無いかと質問しても、しばらく沈黙しすぐに言葉が出てこない。少し考えて「畑の一角に野菜も育てている」と答えた。とはいえ、「孫と手を繋いで散歩に行くこともある」など孫の話をする時は頬が緩む。「まだ幼いので棘が危ない」と話すが、いつか孫と一緒にバラの世話をしたいようだった。

 ○…秦野市は県内屈指のバラの生産地だが、切り花用の栽培が中心で、管理は温室などで行われている。そのため、街の中でバラを見かける機会は多くない。「まちの人たちが普段からバラを楽しめるような環境になれば」。以前から市内にバラを植えたいと考えていた。「バラ公園とかね。つるバラの垣根を作ったらきっと綺麗だ」。いつか秦野のいたる所にバラの花が咲き誇ることを夢見て、今日も畑で汗を流している。
 

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