平安期の七夕を再現 上公民館で７日まで
願い事を書いた短冊を付ける園児たち
上公民館（菖蒲１５８７の16）で平安時代の七夕を再現した展示「古（いにしえ）の七夕飾り」が、７月７日（日）まで開催されている。
昔から伝わる伝統を再現し、若い人たちに見てもらおうと２００５年から行っている。準備をしたのは、郷土研究家の前場芳雄氏（84・三廻部）と府川保氏（78・菖蒲）。棚には豊作を祈ってキュウリやカリントウといった物も供えられ、その一つひとつから七夕のルーツを探ることができる。
１日には上幼稚園の園児23人が願い事を書いた短冊を持って公民館を訪れ、設置されている竹に自分たちの手で飾り付けた。短冊には覚えたてのひらがなで「ともだちがいっぱいふえますように」や「ゆうしゃになれますように」などと書かれており、園児は「叶うといいな」と笑顔を見せた。 会場には短冊が用意されており、その場で願いを書くこともできる。
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