神輿は担ぎ手が重要
▽「人生意気に感ず、同じ釜の飯を食う」という助け合いや共感という人の在り方を念頭に、44人を束ねる第36代会長に就任。「歴史を作ったのは先人たちの功績」と敬意を払いつつ、それを見つめ直し、前に進もうとする姿勢には血潮がたぎる精悍な青年のような面影が見え隠れする。
▽曽屋で米屋に生を受けたのが7月。心に残る誕生日にはいつも曾屋神社例大祭の御囃子が聞こえていた。そのせいか「根っからのお祭り好きでさ」と頬が緩む。今でも神輿担ぎは恒例行事。携帯電話の待受画面にしている息子と一緒に担ぐ姿を嬉々として見せる。高校卒業後は家業を継ぎながら大学に通った。将来を見据え、32歳で税理士を志す。昼は米の配達、夜に税理士の勉強の日々。現在は現役の税理士として活躍しながら、孫4人の優しいおじいちゃんだ。
▽「会長は皆に担いで貰っている神輿と同じ。担ぎ手が重要なんだ」と活動の本懐は会員同士の関係や共鳴だと信じ邁進する。南三陸町の写真家に自ら働きかけ市民の日に招くなど行動派の関野さんは「自分の才覚のできる限りやっていきたい」と意気込みを語った。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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