「ふるさと戸川」広めて 市民の日に初参加しPR
「戸川三屋鎮守の里を育む会」(桐山清会長)がこのほど、地域の行事や同会の活動など紹介した写真カレンダーを制作した。11月3日(日)に行われる「市民の日」に初参加し、郷土の伝統料理・ヤキビンなどと合わせて販売する。
同会は昨年10月に発足。戸川八幡神社周辺の地域住民らを中心に、伝統行事の継承とふるさと意識の向上を目的に活動を開始した。「戸川は急激に人口が増えた地域。昔からの住民と新しく入ってきた住民との交流の場を作ろうと考えました」と桐山会長。発足当初は50人だったが、現在は会員も92人まで増えた。今では住民間の交流だけでなく、高齢者と子どもとの世代間交流にも繋がっている。
主な活動内容は米づくり。田んぼで酒米やうるち米、もち米のほか、八幡神社を飾るしめ縄用の稲を栽培し、田植えから脱穀まで体験した。「子どもたちの食育にもなっている」と話す。
今回、会の活動を広く知ってもらおうと「市民の日」に初めて参加。カレンダーのほか、戸川で伝統的に食べられていた郷土料理のヤキビン(おやき)や手作り味噌を使ったすいとんの販売もするという。桐山会長は「会員の約半数を占める高齢者が生き生きと活動をすれば、地域も健康になる。皆にふるさと意識、地域に誇りを持ってもらえるような活動ができれば」と話した。同会に関する問い合わせは、桐山会長【電話】0463・75・0905へ。
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