1市2町で「落花生バトル」 「発祥地」テーマにイベント
秦野市、二宮町、大磯町の事業者が参加して落花生をPRするイベント「落花生バトル」が11月17日(日)、大磯港(大磯町)で初開催される。時間は午前9時から午後2時。イベントを通じて、生産量や消費量が減少している落花生の需要を刺激し、業界の活性化を図る取り組みの第1弾としている。
「落花生バトル」は、同港で毎月第3日曜日に行われている「大磯市(いち)」内で実施する。
イベントは、国内の落花生栽培が明治初期、神奈川県西部で始まったことにちなみ、1市2町で「落花生栽培発祥の地」を競う趣向だ。主催する実行委員には、落花生販売者のほか県や市、商工会議所、商工会の職員、コンサルタントなどが名を連ねた。
同委員会では、国内初の落花生栽培について諸説ある中、各地から3人のキーマンをピックアップ。秦野では梅原太平(1835〜1891)の名を挙げ、横浜で異人豆として売られていた蒸しピーナッツを食べその美味しさを絶賛、倉庫にあったさや付の乾燥豆を分けてもらい秦野に持ち帰ったエピソードなどをホームページで紹介している。
当日会場には、落花生を取り扱う11事業者が出店。昔ながらの前掛けを身に付け、自慢の逸品を販売する。 来場者先着50人にはカードを配布。各地域の商店主や商品などを見たり食べたりしながら、「落花生への愛」を感じた地域に応援カードとして投票してもらう。投票結果は後日ホームページで発表する予定だ。
そのほか、落花生のつかみ取り(先着50人の応援カード投稿者)、ビールのおつまみにあう落花生を決める食べ比べコンテストなどが行われる。
秦野からの出店事業者は、かまか商店(曽屋)、豆峰商店(本町)、芳甘菓(平沢)、大木商店(柳町)の4店。
かまか商店の杉山和史社長は「秦野を含めこのあたりの落花生は『相州落花生』と呼ばれ、今日までその伝統を受け継いできた。落花生事業者として、これからの地元の落花生栽培を応援したい。また皆様にも美味しい落花生をぜひ味わっていただきたい」と来場を呼び掛けた。
イベント詳細は、ホームページhttp://kanagawa-area.wix.com/peanuts-battleで紹介している。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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