企画・取材/見えます 新しい秦野をつくる会 意見広告 決断・現場主義 未来のための人づくりインタビュー 高橋てつおに聞く【2】
人口減少と少子化の加速は、自治体の最大の課題の一つです。子育て、次世代を担う子どもたちの環境づくりは急務であると叫ばれながらも、一歩も二歩も前進していません。今号では10年先、20年先の”子育て”の環境をどのよう改革していくのか、その具体の政策を高橋徹夫に語っていただきました。
Q…人口減少や少子化に対して、その具体の考えはありますか
高橋 魅力ある教育、子育て環境の充実に尽きます。この分野で秦野が変わらなければならないと考えています。教育現場の充実、子育て環境の整備に”本気”になって取り組んでいくべきです。
Q…改革の”本気さ”ということですが、その具体をお聞かせいただけますか
高橋 一にも二にも教育の改革です。学校現場の権限の拡充、教師の多忙化解消、学力向上のための施策、幼小中一貫教育の実現、私学小中の誘致、無人の公園ではなく冒険遊び場・プレーパークの設置で、街中(まちなか)での子どもたちの居場所を確保します。更に私の持論である食育という教育目標として、中学校給食を実現します。
次に子育て環境の整備です。現在の小児医療費無料小学校4年生までを、段階的に6年生まで拡充し所得制限を撤廃します。これらの財源は、予算配分を見直しして、子どもたちのために大人が歯を食いしばってでも実現しなければなりません。結果「子育てしやすい秦野、教育なら秦野がいいね」という相乗効果で新住民の定住を促進していきます。
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取材後、高橋徹夫は「秦野の未来のために、子どもたちに不憫(ふびん)な思いをさせない」と語っていました。近隣都市の子どもに関する施策の数字を見ると、他市との都市間格差を感じます。より良質な子どもの環境をめざしてほしいと切望します。次号は「防災」について語っていただきます。
見えます 新しい秦野をつくる会
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