画家の守美音さん(秦野市在住) 「ドレス」をテーマに個展
アクリル絵の具を製菓用のしぼり袋に入れ、キャンバスに絞り出すという方法で作品を制作している、秦野市在住の画家守美音(もりみおん)さん。自身3回目となる個展が1月19日(日)までギャラリー枝香庵(えこうあん)(東京都中央区銀座3の3の12銀座ビルディング8階)で開催されている。時間は午前11時30分から午後7時(最終日は5時)まで。入場無料。
今回の個展では、「ドレス」をテーマにキャンバス0号から8号サイズの作品約30点を発表している。
守さんは、幼い頃好んで着ていたセーターや名画の中のドレス、服飾博物館などで目にしたヨーロッパのクラシックなドレスなど、思い入れのあるモチーフから着想を得て制作したという。絞り出した絵の具をリボンやニットの編み目、ドレスの襞(ひだ)などに見立て、粘土で制作した花や市販のネックレス、ボタンなどをコラージュし、完成させた。
筆を使用して描く作品とは違い、やり直しがきかない。絞る手に力を込める時は息を止めて集中し、リズミカルに、そして一気に描いていくという。絵の具が内部まで完全に乾くまで約1カ月。守さんは、乾いたら縮むアクリル絵の具の性質を考慮して、その後約1年間乾燥させてから仕上げていく。
以前は、制作活動をしながら宮永岳彦記念美術館の学芸員や県立高校で美術教員などをしていた守さん。女子美術大学大学院美術研究科美術専攻を修了し、その後は多数のグループ展で入賞を果たした。約3年前から制作活動に専念している。
守さんは「絞り出した形がとても美しいものばかり。テーマはドレスですが、見る人の感性で色々な見方をしてもらえれば嬉しい」と話した。会期中はギャラリーに常駐している。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>