鎮守の里を育む会 戸川の大豆でみそ作り 食育の一環で初の試み
戸川八幡神社周辺の住民が中心となって活動する「戸川三屋鎮守の里を育む会(桐山清会長・会員97人)」が、地元で作った米と大豆を使いみそ作りを行った。今回が初の試み。
同会は、戸川地区に古くから住む住民と新住民の交流の場として、また伝統行事の継承と「ふるさと意識」の向上を目的に2012年10月に発足した。主な活動は米作りを通しての子どもたちへの食育や、八幡神社を飾るしめ縄作りなど。子どもから高齢者まで幅広い年代が入会している。
これまでも育てた米で交流会や餅つきなどを行ってきたが、昨年は畑も借りられることになったという。「会員の中にみそ作りをしている人がいたため、大豆を育て、会でみそを作ってみようと考えました」と桐山会長。例年通り田んぼでは米「きぬひかり」を栽培。子どもたちと共に田植えや刈取り、脱穀などを体験し、畑では大人が主となって大豆を無農薬で育て、昨年の秋に収穫をした。
みそ作りは、2月13日にJAはだの本所内の農業団地センターで行われた。会員の指導のもと、メンバー6、7人が参加し、自分たちで収穫した米と麹を混ぜ合わせた米麹、塩、大豆を合わせて潰し、大きな樽に詰め込んだ。上に重石を乗せて、約360kgのみそが完成。1年間熟成させ、来年に会員で分けて試食する予定だ。
参加したメンバーは「出来上がるのが待ち遠しい」と期待を寄せる。桐山会長は「自分たちで作った米と大豆を使ったみそが、どんな味になるか楽しみです」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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