秦野版 掲載号:2014年3月29日号
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「秦野のホタルを守る会」の会長に就任した 吉田嗣郎(つぐお)さん 映像カメラマン 千村在住

探究心に身をゆだねて

 ○…「生物と触れ合っているときが一番楽しいよね」。軽快な足取りで草原を進む姿はまるで少年のようだ。 NHKの自然ドキュメンタリー番組などでカメラマンを務め、秦野では長年、野生生物の保護活動に関わってきた。3月23日には、 1980年に自ら設立した「秦野のホタルを守る会」の会長に再び就任した。「ホタルの周りの環境を守りながら、自然保護を考えていきたい」と語る。

 ○…出身は横浜。生き物が好きだった幼少期、テレビや記録映画向けに自然や建物を撮る叔父の仕事に憧れた。映像の専門学校を卒業後、叔父のいる秦野へ。「弟子にして下さい」と門を叩き、3年間助手として付き添った。桜島が噴火する瞬間を火口付近で空撮したこともある。「師匠には技術だけじゃなくて、生き方そのものを教わった」と、今は亡き叔父との日々を振り返る。独立してからも大切にするのは、師匠譲りの発想力と探究心だ。「撮影対象について十分知っておかないと表現方法もわからないからね」。

 ○…「秦野のホタルを守る会」を発足するきっかけとなったのは1978年に撮影した東映記録映画の「ゲンジボタル」だった。それまで「ホタルはいない」と言われていた千村に実験的にゲンジボタルの幼虫を放流したところ、翌年成虫がみられ生息地保護の必要性を感じた。自然観察講習会のメンバーに声をかけ、会を設立。全国的にも保全活動がまだ珍しかった1989年には秦野市が環境庁から「ふるさといきものの里」に認定された。現在でも公民館で定期的に観察会を開いている。「保護への意識を高めるには、子どもたちに興味を持ってもらうことが大切」。里山を見つめる眼差しは真剣そのもの。

 ○…自宅のリビングには孫たちの成長を撮り続けた写真がずらりと並ぶ。「家では孫の専属カメラマンだよ」。愛おしそうに微笑む表情はまさに「おじいちゃん」だった。

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