県・市指定重要文化財が安置されている大日堂の境内で、今月29日に発掘調査が行われた。
当日は学芸員の解説・指導のもと、一般参加者26人が調査を体験。今回は土の状態を把握することを目的に、かつて観音堂があったと考えられた土地を、約20cm掘り下げた。地中からは戦国時代のものと思われる古銭や、古い陶器の破片などが見つかった。
今回の結果として、観音堂の位置とはずれていたことが推測された。参加者からは「初めてだったが楽しかった」、「また企画して欲しい」という声が聞かれた。主催者は「検討していきたい」としている。